ホテルがイヤがるこんなお客さんは嫌われる5選!

ホテルマンの独り言

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わたくし、主夫男の本業はホテルマンです。

ホテルで仕事をしていると本当に色々な方がいます。

ただ、主夫男がいるホテルは田舎のホテルなので、大都市のシティホテルや観光地にあるリゾートホテルなどに来る客層とは少し違うのでその辺はご理解ください。

でも、ホテルなどに予約をする際、イヤお客さんにならない為の参考にしてもらえると嬉しいです!

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電話でいきなり話し出すお客さん

日々、予約の問い合わせや、確認の電話が来ます。

そんな中、受話器を取って

主夫男
主夫男

お電話ありがとうございます。
シュフオ ホテル 主夫男でございます。

お客さん
お客さん

すみません、部屋空いてますか?

主夫男
主夫男

っえ?いきなり!?いつ?いつが希望なの!?

お日にちは、いつでしょうか?

お客さん
お客さん

あぁ~、まだ決めてないんですけど、部屋空いてるのかなぁ~と思って連絡したんですよね

主夫男
主夫男
 

決めてないのぉ~

そこは決めてよ~
決めてから電話しよ~

お部屋をご用意できないお日にちもございますので、いつ頃がご希望かお伺いできますか?

お客さん
お客さん

あぁ~夏頃に行こうと思っているんですけど、料金はいくらくらいするんですか?

主夫男
主夫男
 

ちょっ・・・待って、待って!
いつ泊まるかも決まってないのに料金って!
食事の有り無しで金額違うし、休前日とかでも金額が違うんですけど~

夏頃ということですが〇月〇日は○○円になりまして、土日祝日前ですと○○円になります。
お食事はいかがなさいますか?
1泊2食付き、朝食付き、素泊まりとご案内させて頂けます。

と、このようなやり取りがちょくちょく繰り広げられます。

これから、各料金を説明し、土日祝前日だといくら割り増しになり、さらに、この会話例の内容で言うと、夏頃なので、夏休み時期、お盆時期は繁忙期になる為、さらに料金も割り増しになることも説明し、お盆時期は特に帰省などされる方も多いので、満室の日が多いなど色々と説明をしなければなりません。

このように泊まる日にちなどが決まっていない状態で連絡をもらうと、予約成立までにかなり時間がかかります。

電話する前に、せめて希望の日程(第1希望日~第3希望日くらいまで)を決めて連絡してもらえると、答える側も非常に答えやすくなりますし、聞く側も希望の日にちの料金だけを知れれば問題なので、話も早いです。

電話をかけてから検討するのはあまり好まれませんので、くれぐれもそういうお客さんにならないように、気を付けましょう!

ネットを見ながら電話をしてくるお客さん

主夫男
主夫男

お電話ありがとうございます。
シュフオ ホテル 主夫男でございます。

お客さん
お客さん

今、ネット見て電話してるんですけど、○○日って満室みたいなんですけど部屋空いてなんですか?

主夫男
主夫男
 

っえ!?
ネット見て部屋満室なのわかってるのに

なぜ電話で確認!?

はい。
申し訳ございません。
その日はあいにく満室になっております。

この電話も好まれません。

これは全てのホテルに当てはまることではありませんが、今の時代ネットに掲載されている空室情報が正しいです。

俗に言う【予備部屋】というものを持っているホテルももちろんありますが、あえて埋めないのは、もし客室に不備があった場合や、どうしても別の部屋にしなければならない状況(隣の部屋がうるさいとか)になった時の為に確保している為なので、基本的にネット上で満室の時は満室です。

また、予備部屋を持てるホテルは規模の大きいホテルになるので、100室を切るようなホテルでは予備部屋はほとんど持っていないです。

下手に

お客さん
お客さん

本当は予備部屋あるんでしょ?そこでいいから予約してよ!

とか言うと本当に嫌がられるので、やめましょう。

そういった場合はキャンセル待ちをしてもらうように伝えることをお勧めします!

お客さん
お客さん

キャンセル待ちさせてもらえますか?
もし空いたら連絡お願いできますか?

と言うと、すんなりOKしてくれます!

また

お客さん
お客さん

そちらのホテルにどうしても泊まってみたくて、ただこの日しか行けなかったから、満室ですごく残念です。もっと早く予約すればよかった・・・
もし空いたら是非お願いします!

みたいに伝えると、好印象です!
ホテルマンと言えど人間ですからwww

また、先にも書きましたが第1希望日~第3希望日くらいまで準備しておいて、第1希望日に空きが出たらそちらに変更してほしいと伝えるのも一つです!

とりあえず電話してくるお客さん

インターネットの情報があふれている現代において、電話番号だけ調べて電話をかけてくるお客さんがいます。

それ自体が悪いわけではありませんが、ネットで調べているのであればせめてHPくらいは確認してほしいと思うのが本音です。

電話番号だけ調べて、電話をかけてあれこれ聞いたり確認したりするのは、お客さん的にもホテル側的にも非常に効率が悪いです。

ネットが普及し始めた当初はHP事態のクオリティも高いものではなく、情報の更新頻度も高くはなかったので、電話での確認の方が早く、楽でした。

しかし、今はかなり事細かにHPに記載しています。

それはなぜか?

この【電話でのやり取り】をする時間を少しでも減らすためです。

電話1本取ると、その電話にスタッフが1人取られてしまいます。

電話中は他の作業はすることができません。

この人手不足の現在。電話対応に割く時間はかなり貴重です。

ですので、電話をする際は、自身が知りたい情報がHPなどでも見つからなかった場合に電話をすることをお勧めします!

自分が行きたい場所であれば必要最低限調べるのは大事なことだと思います!

そうすれば、わからない情報だけを聞くために電話をすればいいだけなので、お互いに話は端的に終わらせることができます!

「チェックインお願いします」とだけ言うお客さん

一般的なお客さんの場合。

主夫男
主夫男

いらっしゃいませ。

お客さん
お客さん

チェックインお願いします。
予約していた○○です。

主夫男
主夫男

○○様ですね。
お疲れ様でございます。
こちらにご署名と・・・・

となり、スムーズにチェックイン作業が行えます。

しかし、これがそうじゃない方がちょくちょくいます。

主夫男
主夫男

いらっしゃいませ。

お客さん
お客さん

チェックインお願いします。

お客さん
お客さん

・・・・・・・・

主夫男
主夫男

かしこまりました。
お名前お伺いできますか?

お客さん
お客さん

○○ですっ!

主夫男
主夫男
 

っえ!?なんでイラついてるの?
チェックインするお客さんはあなただけではないし、なんなら初見ですよ
「チェックインお願いします」で名前わかるような能力持ち合わせてないですよ~

○○様ですね。
ありがとうございます。

それでは、こちらにご署名と・・・・・

と、こういったやり取りがちょくちょくあります。

こちらからお名前をお呼びできるのがベストだと思います。

しかし、初見ではなかなかそういうわけにはいきません。
リピーターの方になれば、顔を見ただけですぐにカギを渡せますが、そうでなければ難しいです。

お客様としては、上記のような対応を望まれるのでしょうが、某有名漫画のようにその人の顔を見ただけで、頭の上に名前が見えるような能力はありません。

もし、名前が見えてたとしたら、ノートに名前を書くかも・・・なんちゃって(笑)←古い

ですので、チェックインの時は名前を先に伝えてもらえると、ホテル側としては対応させてもらいやすいです!

出来ればフルネームで!

チェックイン中に話しかけてくるお客さん

これは田舎のホテルで、日帰り入浴などやっているホテルによくあることだと思います。

わたくし、主夫男の勤めているところの日帰り入浴の営業時間は
平 日・・・朝11時から夜21時
土日祝・・・朝10時から夜21時
までです。

ですので、当然ながらチェックインの時間帯(14時~)でも日帰り入浴の方が来てくれます。

来てくれるのは、もちろん非常にありがたいのですが、宿泊のお客さんをチェックインしている最中に横から手を伸ばして入浴券を置いていくのはやめてほしい。

チェックイン中のお客さんがちょっとビックリする。

また、宿泊のお客さんに館内説明をしている横で
「あのさ、女性の脱衣場の・・・・」とか「自販機でジュース買ったんだけど、出てこないわ」とかチェックインしている最中に話しかけてこられる(田舎の温泉ホテルあるあるかも)のがすごく困ります。

申し訳ないですが、チェックインが終わるまで少々待っててもらえると嬉しいです(;’∀’)

お客さんは急いでほしいというのは重々わかっていますが、物理的に対応できないものは出来ないのです!

まとめ

ホテルから見てイヤなお客さんにならないように、泊まる日付を決めてから電話をしたり、ネットで満室になっているならキャンセル待ちを希望するようにしたり、HPで知りたい情報が得られない場合、電話をするようにしましょう!

ホテルとお客さんの立場と言えど、やはりそこには思いやりの気持ちは必要です!

また機会があったらこんな感じの事を書こうと思います。

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